リレー・フォー・ライフ・ジャパンとっとり2020について

「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2020とっとり」趣意書

リレー・フォー・ライフ・ジャパンとっとり
実行委員長 中村 勝治(境港市長)


 

リレー・フォー・ライフは、がん患者さん(サバイバー)やそのご家族(ケアギバー)を支援し、地域全体でがんと向き合い がん征圧をめざす 年間を通じて取り組むチャリティ活動です。「がん患者は24時間、がんと闘っている」という想いを共有し支援するため 1985年 アメリカで始まったこの活動は、今では世界30か国、約4,500か所で開催され、日本でも2007年より開催されるようになり、今では国内48か所、38都道府県で開催されるようになっております。リレー・フォー・ライフは“Save Lives”(人の魂を救うこと)を使命とし開催されます。がん患者さんや支援者、友人、知人、地域の方々らさまざまな方たちが仲間でチームを組んで夜通し交代で歩きます。会場では、ステージやテント企画など、がん啓発のための催し物がもりだくさん。夜には、亡くなった方やがんで闘病中の方を想うセレモニーが開かれます。そして集まった寄付金は、日本対がん協会を通じて がん研究助成・若手医師育成奨学金・がん検診の啓発・患者/家族サポート(無料電話相談)などに役立てられます。

いま、2人に1人ががんになるという時代、がんを告知されたその時から、家族の事、医療の選択、仕事の事、治療費など、抱えきれない不安で押し潰されそうになります。がんになっても、どこでも、だれでも、安心して最良の治療が受けられる社会、がんと共存し自分らしく生きられる社会をみなで考える機会にできたらと願います。また、鳥取県は、がんによる死亡率が全国ワースト2位(2017年度)となっています。 この不名誉な現状を改善するためにも、啓発活動をはじめとして より積極的に取組み、これからの「とっとり」が安心して暮らせる地域でありますようにと願い、皆様と共に歩んで参りたいと存じます。

参加の方法は、「チーム参加」、「個人参加」、「ボランティア」、「ルミナリエ作成」、「寄付・協賛金」など、他にもいろんな参加の形があります。積極的な、ご参加をお願い申し上げます。

<リレー・フォー・ライフ・ジャパン2020とっとり> 開催要項

2020 年9 月26 日(土)~ 2020 年9 月27 日(日) 境港市内 夢みなと公園
参加の仕方は様々です。
・仲間とチーム参加し、リレーウォークに参加する。
・個人で参加して、当日会場で他の参加者とリレーを行進する。
・ボランティアとして事前から若しくは当日参加する。
・リレーウォークの当日のイベントに参加する。

詳細は決まり次第改めてご案内させていただきます。

リレー・フォー・ライフ・ジャパン とっとり 実行委員会
事務局長 森脇 光洋 (公益財団法人鳥取県保健事業団)

 

2019年12月01日